Xcodo14

ios

 

Xcode と Interface Builder の知識

Xcode(エックスコード)は、Apple社が開発しているアプリ開発ツール

Xcodeは、Apple社が開発した統合開発環境(IDE)です。MacOS上のアプリケーション開発に使用されています。Xcodeを使用することで、Objective-C、Swift、C++などの言語を使ってMacOS、 iOS、iPadOS、watchOSなどのアプリケーションを開発することができます。

MacやiPhone、iPadなどのアプリケーション開発に必要なものがすべて詰め込まれています。

Apple製品のアプリケーションを制作する際には、必ず使うツールといってもいいでしょう。

現在あるアプリは、ほとんどがXcodeを使って開発されたものです。

Xcodeは、Apple社が公式で提供している一番信頼できる開発ツールなのです。

XcodeはどのApple製品のどんなアプリでも簡単に開発できるように作られています。

Interface Builder(インターフェイスビルダー)

Interface Builder(インターフェイスビルダー)は、AppleのMac OS X向けソフトウェア開発アプリケーションである。このソフトはXcode(前Project Builder)の一部であり、Apple Developer Connectionの開発ツールセットである。Interface Builderはグラフィカルユーザインターフェースを利用するアプリケーション用のインターフェースを制作するためにCocoa及びCarbon開発を可能にしている。

でき上がったインターフェースは.nib ファイル[1]に保存される。3.1以降のバージョンでは.xib ファイル[2]に保存されている。

Xcode14

2022年9月12日、Appleの統合開発環境(IDE)の最新版となるXcode 14の提供が開始されました。Xcode 14では、iOS16やiPadOS 16に対応し、以前に比べ30%軽量化バイナリで高速化が図られたほか、マルチプラットフォーム対応のためにSwiftやSwiftUIとの連携性が強化されました。

Bitcodeを用いたビルドのサポート終了


Xcode 14 から、中間コードのBitcodeはwatchOSとtvOSのアプリケーションに必要がなくなり、アプリがApp Storeに提出される際にコードが取り除かれます。

そのため、Bitcodeは非推奨となり、プロジェクトが明示的にBitcodeを有効にすると警告メッセージが表示されます。Bitcodeのビルド機能は、将来のXcodeリリースで削除される予定です。

より軽く、より速く

Xcode 14では、以前に比べ30%軽量化されたバイナリで、すばやくコード作成を開始できます。watchOSおよびtvOS向けのシミュレータランタイムがダウンロード可能になり、必要なときにXcodeで最新のプラットフォームを使用できます。

ドライバ開発環境の整備

Xcode 14では、最新のDriverKit 22が提供されます。DriverKit 22では、iPadOS 16以降向けに、DriverKitがサポートされます。iPadOS用のUSBやオーディオなどのドライバを、DriverKitを利用して開発することができます。

DriverKit

DriverKit フレームワークは、macOS および iPadOS のデバイス ドライバーの基本的な動作を定義します。このフレームワークの C++ クラスは、ドライバーの基本構造を定義し、イベントの処理とメモリの割り当てをサポートします。このフレームワークは、ドライバーの I/O レジストリ エントリ内の数値、文字列、およびその他の種類のデータを調べるための適切な種類もサポートしています。

DriverKit でビルドしたドライバーは、カーネル拡張としてではなく、ユーザー空間で実行されるため、システムの安定性とセキュリティが向上します。ドライバーをアプリ拡張機能として作成し、既存のアプリ内で配信します。

ビルドシステムの性能向上

ビルド時の性能向上のために並列処理を強化しました。具体的には、並列処理に関するビルド時のログを生成し、並列度の状況を可視化できます。バイナリの軽量化とビルドの並列化により、パフォーマンスが向上しています。

すべてのビルドおよびリンクフェーズでの並列処理が改良され、プロジェクトのビルドが最大25%高速化しました。

また、新しいBuild Timelineにより、 予想以上に時間がかかっているビルドタスクやビルドのボトルネックを特定しやすくなります。

マルチプラットフォーム対応

Xcode 14では、ターゲット向けに開発したソフトウェアに、特定のプラットフォーム用の依存関係やコード、リソース・ビルド設定を条件を付けて同梱することができます。これにより、1つのターゲット向けのソフトウェアで複数のプラットフォームをサポートすることができます。

このほか、watchOS アプリ用のデフォルトテンプレートも同梱され、watchOSアプリのデプロイが簡素化できます。

新しいマルチプラットフォームターゲットが、iOS、iPadOS、macOS、tvOSで使用できる1つののSwiftUIインターフェイスを作成します。コードの保守作業がさらに容易になり、各プラットフォーム固有の機能を活かせるようにカスタマイズできます。

また、アセットカタログでのAppアイコンの設定方法が一新され、すべてのプラットフォーム向けに1つのアイコンサイズを指定すれば、後はすべてXcodeが生成してくれます。

効率的なコーディング

言語と編集機能に多くの改良が加えられ、コーディングの効率性がさらに高まります。よりスマートになったコード補完と追加の動的スニペットにより、目的のコードが一段とすばやく見つかります。スクロール中も、コード構造(関数宣言など)は固定表示されるため、どこで作業しているかすぐにわかります。また、Swiftの正規表現が、シンタックスハイライト、リファクタリング操作などに統合されました。

Swift、SwiftUI、Swiftパッケージ

Swift、SwiftUI、Xcode 14がまるで1つのもののように連係します。SwiftUIプレビューはすぐにインタラクティブになり、ライト/ダークモードなどのUIバリエーションもクリック1つで適用できます。Instrumentsの新しいテンプレートにより、デバッグが容易になり、分散アクターやSwiftの他の並行処理機能の使用を簡単に最適化できます。また、ビルドおよびコマンドのパッケージプラグインにより、新しい方法でXcodeとビルドプロセスをカスタマイズできるようになります。

Swift

パワフルなプログラミング言語でありながら、簡単に習得することができます。
Swiftは、iOS、iPadOS、macOS、tvOS、watchOS向けのパワフルで直感的なプログラミング言語です。Swiftのコーディングはインタラクティブで楽しく、構文はシンプルでいて表現力に富んでいます。さらに、デベロッパが求める最新の機能も備えています。安全性を重視しつつ非常に軽快に動作するソフトウェアを作り出すことができます。それがSwiftです。

SwiftUI

SwiftUIでは、Swiftを利用してすべてのAppleプラットフォーム向けに、驚くほど少ないコードで美しいAppを構築できます。1つにまとまったツールとAPIを使用するだけで、あらゆるAppleデバイス向けに優れたユーザー体験を提供できます。

Xcode Cloud

すべてのApple Developer ProgramメンバーがXcode Cloudを利用できます。Xcode Cloudは、Xcodeに組み込まれた継続的インテグレーションおよびデリバリーサービスで、Appleデベロッパのために設計されたものです。わずか数分でAppの開発を始め、ビルドステータスやレポートをモニタリングして、自動的にテスターやユーザーに配布できます。Feedback Organizerでは、メトリクス、クラッシュ、ユーザーフィードバックを確認でき、スクリーンショットが含まれるようになりました。

自動ワークフロー

開発プロセスに合ったワークフローを設定するか、組み込みのワークフローを使用して開発を開始し、プロセスの進行に合わせてカスタマイズできます。コミット済みのコード変更を毎回ビルドすることができ、変更によって問題が発生した場合はチームにすぐに通知されるため、従来エンドユーザーによってバグが検出されるまでにかかっていた時間を省くことができます。

並列テスト

1つまたは2つのデバイスタイプをテストしてプロジェクトの健全性をすばやくチェックするか、さまざまなデバイス構成のエッジケースを少ない頻度でチェックするよう、Xcode Cloudを設定することができます。Xcode Cloudは並列でリソースを割り当て、デベロッパがMacでコーディングをしている間、テストジョブを迅速に実行します。

Xcodeに組み込み

ビルドとテストの結果だけでなく、クラッシュに関するユーザーのフィードバックも、Xcode内に直接表示されます。クラウドでビルドを実行中、Xcodeにはライブのステータスインジケータが表示されます。また、ビルドタスク別にフィルタリングして、特定のビルドをモニタリングすることができます。

App Store Connectに組み込み

App Store ConnectのWebダッシュボードにビルドやテスト結果に関する重要な情報が表示されます。Web上で直接ワークフローを編集したり、ビルドを起動したりすることもできます。

TestFlightとの連携

Xcode CloudはTestFlightと連携して新しいビルドをインストールするため、チームはすぐにテストを開始できます。あるいは、開発中の固有の機能を含むAppの特定のブランチを一部の外部テスターに送信して、新しいアイデアを試すこともできます。

セキュリティとプライバシー

Xcode Cloudは、デベロッパのプロジェクトとプライバシーを保護するよう設計されています。すべての保存データは暗号化され、データへのアクセスは2ファクタ認証で保護されます。ソースコードへのアクセスはビルド目的のみに限定され、一時的なビルド環境はビルドの完了時に破棄されます。

新製品発表時に対応OSをリリースしています。Xcodeはバージョンアップを通じて、新製品デバイス向けのアプリ開発に利用できます。今後も、Appleのイベントやデベロッパー情報を確認し、更新情報を確認することをおすすめします。

ios
iosプロミングスクールの申し込み!iosアカデミアの料金?